パラオ
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地理

空から見るとパラオの島々はマッシュルームのように丸っこい形をしています。四国のほぼ真南にあり、太平洋の延長上に位置するパラオは珍しいオアシスで自給自足の多様性生物と豊富な自然と共に繁栄した孤立した群島です。パラオはウェストキャロライン島と呼ばれるグループの中では最西端でミクロネシアの一部でもあります。ミクロネシアの国々はグアム、北マリアナ諸島、マーシャル共和国、ミクロネシア連邦、パラオ共和国を含みます。

Palau Maps:

Oceania Region Map:
http://www.worldatlas.com/webimage/countrys/au.htm

Interactive Zoom Map:
www.lonelyplanet.com/mapshells/pacific/palau/palau.htm

Online collection of maps:
http://www.palaunet.com/html/maps.html

歴史

パラオについての幅広い情報はあまりありません。パラオは主な大陸の一部でもなくオセアニアのど真ん中にあります。この孤立した地理条件はパラオが混雑した観光地になるのを防いでいますが、それと同時に紀元前にさかのぼるパラオの古代的、伝統的文化等の学術的な人工遺物についての研究からも遠ざかってしまっています。しかしパラオを訪れる理由は超大国の戦いの中に流されてしまったパラオの伝統文化と豊富な歴史の解明につながります。

パラオは東日本と西部アメリカの中継地点として使われていました。1885年にローマ法王の命令でスペインの支配下に置かれた後1899年にドイツに売却され、パラオは1914年第1次世界大戦後日本の統治下になりました。このとき第2次世界大戦のせいでパラオ人の人口が約70%ほど減少しました。パラオは日本海軍の重要拠点となり、首都コロールはリン鉱山や椰子の実の日本への輸出も含め、増え続ける外国人人口とともに忙しく動き回る日本のメトロポリスと化しました。

第2次世界大戦中アメリカ軍は日本軍基地を攻撃しました。彼らは1944年3月30,31日に戦闘機「デセクレイトI」から発射し、今日私達が潜っている日本軍の沈船、「ロックアイランドの失われた艦隊」を生み出しました。ペリリュー島は米軍によって2ヶ月間包囲されました。戦争はコロールを跡形もなく破壊し、パラオ周辺の海に血を注ぎ、沈んだ墓、船を残し、戦死した兵士の骨はまだ海中に散らばっています。

戦争終結後1948年から1994年までアメリカはパラオを統治下に置いたが、島はほとんど野放し状態にされていました。アメリカはパラオを君主制の発展と再建の監督をする予定だったが1994年までそれは起きず、結局パラオは独自の政府を確立しアメリカから独立することにしました。しかしアメリカ軍の土地の使用と交換条件でアメリカからの経済的支援は受けています。相互間の同意はまだまだ曖昧で議論が続いています。

パラオはまだアメリカとの強い繋がりを持っています。そのためパラオ人、アメリカ国民はお互いの国に特権を与えられますし、アメリカはパラオ政府に経済的支援をしているのでアメリカは戦略的に適した島を他のライバル国から守ることが出来るからです。

パラオの伝統的な歴史は、先進諸国が侵略し影響を与える前にさらなる調査が必要なようにあまり調べられずに残されてきました。紀元前1000年までさかのぼり、放射性炭素年代測定法でロックアイランドに生命の存在を明らかにしました。今日古代文化の名残は未だに有名なものです。ビーズマニー、第1子お祝いセレモニー、バイと言う名の集会所、岩場の坂道にある古代のテラス、洞窟に描かれた絵の残り、深く生い茂るジャングルの中にあるストーンモノリス、ブルの法律などです。ブルとはパラオ人の祖先から伝えられた伝統的な魚を保護する方法で、産卵の時期にあるエリアで釣りを禁止しているため、今日でも釣り人によってこの法律は守られています。パラオ人は自分達の環境と祖先をとても尊敬し大事にします。ただ今は発展しつつ観光地として環境に影響を与えないようにしています。パラオリソースページで見つけられる資料を使い編集しました。

またPNCCの歴史のページもご覧ください。
http://www.palaunet.com/html/history.html

生物

1500種を超える魚の数と700種のサンゴとイソギンチャクが生息し、パラオは太平洋で一番豊富な種類の生物が生存しています。それに比べて例えばハワイはパラオの1/3の数しかいません。パラオのダイビングに飽きることは決してありません。毎回違うものを見て新しいものを発見できます。

ほとんどのダイブでサメを見ることが出来ます。(グレイリーフ、ホワイトチップ、ブラックチップ、ごくたまにトラフザメ、ハンマーヘッド、タイガー、ブルシャーク、シルバーチップ、ニタリザメ、ジンベイザメ)カメも数え切れないくらいいます。ナポレオンはダイバーにかなり近寄ってきます。たくさんのマンタ、ミノカサゴ、通常珍しいと言われるニシキテグリとの遭遇も楽しんでください。カンムリブダイ、コブシメ、ウツボ、ロブスター、トビエイ、イルカ、バラクーダ、ギンガメアジ、タカサゴ、ハナムロ、マダラタルミ、ハナゴイ等は普通に見られます。イソギンチャクの上を忙しく泳ぎまわるカラフルなクマノミ、イソマグロやマーリンのような大型回遊魚もよく目撃されます。またパラオは絶滅の危機にさらされているジュゴンを見れる世界で最後の場所の一つですし、その他の哺乳類、人間よりも大きく100年以上も生きる大シャコ貝、淡水にすむクロコダイルや無毒のヘビもいます。そしてもちろんパラオで一番不思議な生き物はクラゲです。何億と言うクラゲが汽水湖に閉じ込められ、太陽の動きによって移動します。色はピンクーオレンジで大小の色々なサイズのものがいます。この湖ではとても変わった体験ができます。

陸上の生物はどうかというと、142種の鳥がいます。パラオフクロウ、パラオグランドバト、パラオファンテイルはパラオにいる16種のうちの特有な鳥です。109の固有種を含む1260種の植物が生息し、珍しい野生の蘭や古代のセミヤシの木、コウモリは2つの固有種のうちのひとつはパラオフルーツバットです。

パラオの生物はパラオの伝説に反映していて、それはパラオ人と島に生息するたくさんの生き物の間にある密接な関係を意味します。伝説ではしばしば人間は動物に変化します。例えばパラオ人の母親がジュゴンに変わった子供を海の哺乳類としての始まりを説明するためにしっかり捕まえとく、などです。そして変化のテーマはとても強いです。観光客は繁栄している自然世界とともに密接な関係がどのように生命の相互連結を開くか見る事ができるでしょう。

統計はパラオリソースページと世界の鳥情報から抜粋しました。

http://www.bsc-eoc.org/avibase/avibase.jsp?pg=
checklist&region=PW

環境

パラオのダイビングはサイトに着くまでのボートライドと同じくらいエキサイティングなものです。エメラルドのようなコバルトブルーの滑らかな水面を滑るように、風を感じながらジャングルで覆われたロックアイランドの迷宮をスピードボートで駆け巡ります。ロックアイランドは多孔性の石灰石から成り、空に向かって水面に鋭く切り立っています。そして石灰石の割れ目に豊富なミネラルが溜まるのでたくさんの木々が生い茂っています。水とバクテリアは不安定で細い水面から聳え立つベース、マッシュルーム又はマフィンの上の部分のような型を形成するために島を切りました。古代のサンゴの組織である石灰石が水面から隆起して、この古代の水中景色は複雑な循環システムのように島に囲まれた洞窟やマリンレイク、水路のように見えるかもしれません。法律によりロックアイランドに建物は建てられません。そのため昔からの大自然が今でもそのまま残っています。また環境保護の厳しい法律で漁業区域やリーフへの立ち入りを制限したり、鳥やカメの保護のためにいくつかのロックアイランドへの立ち入りを禁止したりしています。厳しく保護されているエリアとしては一番有名で、人の立ち入りが禁止されている野生生物の宝庫、セブンティーアイランドは、空から写した写真でよく見る島です。

パラオのほとんどの島と同様に大きなバリアリーフがロックアイランドを囲んでいます。コロール島が首都で、周辺の4つの小さな島が橋でつながっています。コロールの南に広がるペリリューとアンガウルは、コロールのように中くらいの海抜の石灰石でできた島です。これらの島は戦争の遺宝が島のあちらこちらに散在して、道端にある戦車はコケや草花で覆われています。

コロール北部のバベルダオブ島はパラオで一番大きな島で、他の島の総面積が37スクエアマイルに対して153スクエアマイルにもなります。また一番古い島でもあり、この島は火山があり、パラオで一番高い山、標高210mのゲルチェレチュース山とその山から落ちるガラツマウの滝があります。ハイキングトレールもありマウンテンバイクでも走れます。ヤップのストーンマニーが採石された場所や、紀元前におそらく農作物が作られていた畑、バイと呼ばれるパラオ独特の集会所など歴史的な見所がたくさんあります。バベルダオブ州は、メルキョク州の新首都の建設によりコンパクトロードと呼ばれる新しいコンクリートの道路を島の最北端まで作り始めたので、近い将来島内の行き来がより簡単になるでしょう。

カヤンゲル島は起伏したサンゴで出来た環礁の最北端の島で、なだらかなビーチとラグーンに囲まれています。カヤンゲルからペリリューまで、パラオの島々は125マイル内に散らばっています。しかし300マイル南西にパラオに属する州がさらにあり、それはまばらに広がる無人島で南西諸島と呼ばれます。

PBSによって最後の「リビング・エデンズ」と名ずけられ、またCEDAMインターナショナルにより世界の七不思議の一つにもなり、パラオはその素晴らしい陸と海の大自然を世界中に印象づけました。

コロール

コロールは素朴で平和な小さな町です。パラオの人口は約1、7500人でそのうち4500人が外国人労働者、主にフィリピン人です。人口の約半分がコロールに住み、橋と道路で4つの島が繋がっていて長さは約5kmの細長い町です。舗装された道、車、ショッピングセンター(4階以上の建物はありません)、25以上のバラエティーに富んだレストランがあります。町の真ん中を2車線の1本道が走ります。全てのショップやレストランがフロリダキーと似ているレイアウトのこのミニハイウェイに立ち並んでいます。

コロールは夜でも安心して歩けます。ナイトライフはいくつかのバーがあるだけでシンプルです。当ショップ内にはロックアイランドを眺めながら食事が出来る「バラクーダ」もあります。他のナイトスポットは水際に建つ「クレイマーズ」、ダンスフロアとライブミュージック付きの「リップタイド」は小さなビーチ沿いにあり、「ペリリュークラブ」はパラオ人に人気のバーで週末は特に賑わいます。

パラオで一番楽しいアクティビティーは水中でするとはいえ、コロールの町周辺でパラオ人は観光客にとてもフレンドリーだということに気が付くと思います。みんな笑顔で挨拶してきます。町に2つの博物館、エピソン博物館とベラウ国際博物館があります。パラオ国際コーラルセンター(当ショップのすぐ隣です)には水族館もあり、大シャコガイの養殖もしています。クロコダイルファーム、美しい景色とともに建つ日本の神社、戦争時代の遺宝と記念碑、バイと呼ばれる伝統的な集会所、シニアシチズンセンターにある民芸品やハンドクラフトのショップ、パラオの珍しい書物がある図書館、イルカと泳げる施設など、見所はたくさんあります。KBブリッジのすぐ下の岩場からや、町の真ん中にある公共のセメントドックと遊泳エリアで泳ぐこともできます。コロール内の移動はタクシーに乗るか($2-4でどこにでも行けます)、車、バイク、自転車を借りるかになります。歩きでも十分です。コロールはパラオの他の島に行くためのゲートウェイで、ボートや飛行機、4駆で訪れることが出来ます。

パラオのライフスタイルはとてもシンプルでのんびりしています。もし仕事がなくても家族や友人との強い結びつきがあるので急ぐことはしません。パラオ人は家族をとても大事にし、ほとんどの人と知り合いのように思えます。また家族や仲間の間には強い絆があります。生活がアメリカナイズされてもパラオ人はなお彼ら独自の文化や風習を陸でも海でも守り続けています。